108 年 國立成功大學臺灣文學研究所《外文文學文獻解讀(日文)》
第 1 題
題1: 下記の引用文をわかりやすいマンダリンに訳してください (30%)
・・・・流れてゐる埤圳の兩側は木麻黄の並木、そしてその木麻黄トンネルのむかふは、どこま
でも連る廣野である。どこに家があるのか見當もつかない。果して村と名のつくものがあるのだら
うか。だが、近づくにつれて、埤圳の左右はかなりの間隔を置いて行儀よく竝んだいくつかの農家
が眼に入つて來た・・・・。
農家の前の十坪餘りの畑は、どこの家のも餘り實りがよくないやうだ。中には何も植わつてはる
ず、すつかり土が固くなつて草の繁つてゐるところもある。見事な内地牛が一匹その草を食んでる
たが、白い呼吸が地面を漂つてゐる。臺灣に来てから眼につくのは野暮な水牛ばかりであつたから、
逞しいその牛の姿は惚れ惚れするくらゐであつた。ぼんやりと見てゐると、その牛のうしろからこ
ろぶやうにして、小さな赤毛の犬が駆けて來た。さうしてしりごみしながらも、いきなり私に吠え
たてた。
一西川満「牛のゐる村」、
『文藝臺灣』第五卷第六號所収、1943年、11頁より一
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這是一道翻譯題,要求將日文引文翻譯成通順的「曼達林」(應為「普通話」或「國語」,指中文)。翻譯的重點在於理解原文語境,並將其以自然流暢的中文表達出來。
核心觀念:
- 語境理解: 準確把握原文描繪的場景、人物(敘述者、牛、狗)及敘述者的感受。
- 詞彙轉換: 將日文詞彙(如「埤圳」、「木麻黄」、「廣野」、「農家」、「内地牛」、「水牛」、「野暮」等)轉換為恰當的中文詞彙。
- 語氣與風格: 保持原文的敘述語氣,同時使其在中文中顯得自然。
解題步驟:
- 逐句理解原文:
- 「・・・・流れてゐる埤圳の兩側は木麻黄の並木、そしてその木麻黄トンネルのむかふは、どこまでも連る廣野である。」
- 「埤圳」(ひせん):水圳,灌溉溝渠。
- 「木麻黄」(もくうまおう):木麻黃,一種樹。
- 「並木」(なみき):樹木成行,樹林。
- 「トンネル」(とんねる):隧道,此處指樹木形成的綠蔭隧道。
- 「廣野」(ひろの):廣闊的原野。
- 翻譯: 「……流淌的水圳兩旁是木麻黃樹的行列,而那木麻黃樹形成的綠蔭隧道前方,則是連綿不絕的廣闊原野。」
- 「どこに家があるのか見當もつかない。果して村と名のつくものがあるのだろうか。」
- 「見當もつかない」(けんもつかない):無法預測、判斷。
- 「果して」(はたして):究竟、到底。
- 翻譯: 「看不見家宅在哪裡,究竟有沒有稱得上是村落的地方呢?」
- 「だが、近づくにつれて、埤圳の左右はかなりの間隔を置いて行儀よく竝んだいくつかの農家が眼に入つて來た・・・・。」
- 「かなりの間隔」(かなりのかんかく):相當的距離。
- 「行儀よく」(ぎょうぎよく):整齊、規矩。
- 「竝んだ」(ならんだ):排列。
- 翻譯: 「但是,隨著逐漸靠近,水圳的左右兩側,以相當的間隔整齊排列著的幾戶農家,映入了眼簾……」
- 「農家の前の十坪餘りの畑は、どこの家のも餘り實りがよくないやうだ。」
- 「十坪餘り」(じゅっつぼあまり):十坪多一點。
- 「實り」(みのり):收成。
- 翻譯: 「農家門前那十坪多一點的田地,似乎沒有哪一家收成很好。」
- 「中には何も植わつてはるず、すつかり土が固くなつて草の繁つてゐるところもある。」
- 「植わつてはるず」(うわつてはるず):沒有種植。
- 「すつかり」(すっかり):完全地。
- 「繁つてゐる」(しげっている):長滿。
- 翻譯: 「有些地方什麼都沒種,土壤完全乾硬,雜草叢生。」
- 「・・・・流れてゐる埤圳の兩側は木麻黄の並木、そしてその木麻黄トンネルのむかふは、どこまでも連る廣野である。」
第 2 題
題2: 下記の引用文をわかりやすいマンダリンに訳してください (30%)
・・・・明治前期には、多くの西洋の小説が翻訳されたが、それらは翻訳というよりも翻案に近
かった。つまり、原文の意味あるいは筋を紹介すれば足りるという考えでなされていた。その中で
初めて、原作に対して忠実に逐語的な翻訳を試みたのが、二葉亭四迷なのである。彼は翻訳の仕方
について独自の意見をもっていた。
・・・、森鴎外の翻訳は・・・、原作から自立した創作として定評があった。それに対して、二
葉亭の翻訳は、「いや実に読みづらい、佶倔聱牙だ、ぎくしゃくして如何にも出来栄えが悪い。従
って世間の評判も悪い、隅々賞美して呉れたものもあったけれど、おしなべて非難の声が多かった」
と二葉亭はいっている・・・・・一方、彼自身が書いた小説『浮雲』は言文一致で書かれ、日本最
初の近代小説としてのちに評価されるようになったが、ほとんど同時代に影響を与えなかった。二
葉亭自身も創作への関心を棄ててしまった・・・・・
一柄谷行人『定本柄谷行人集 日本近代文学の起源』、
岩波書店、2004年、86~87頁より―
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這是一道翻譯題,要求將日文引文翻譯成通順的「曼達林」(應為「普通話」或「國語」)。引文內容是關於日本近代文學翻譯的歷史,特別是二葉亭四迷和森鷗外的翻譯風格差異,以及二葉亭四迷的創作。
核心觀念:
- 文學史背景: 理解日本近代文學翻譯的早期狀況,特別是「意譯」與「直譯」的爭論。
- 人物風格: 掌握二葉亭四迷和森鷗外在翻譯上的不同特點,以及二葉亭四迷作為作家的人生軌跡。
- 詞彙與語氣: 準確翻譯文學評論中的專業術語和評價性詞語。
解題步驟:
- 逐句理解原文:
- 「・・・・明治前期には、多くの西洋の小説が翻訳されたが、それらは翻訳というよりも翻案に近かった。」
- 「明治前期」(めいじぜんき):明治時代前期。
- 「翻訳」(ほんやく):翻譯。
- 「翻案」(ほんあん):改編。
- 翻譯: 「……在明治時代前期,有許多西洋小說被翻譯,但這些翻譯與其說是翻譯,不如說是更接近改編。」
- 「つまり、原文の意味あるいは筋を紹介すれば足りるという考えでなされていた。」
- 「つまり」(つまり):也就是說。
- 「筋」(すじ):情節。
- 「紹介」(しょうかい):介紹。
- 「足りる」(たりる):足夠。
- 翻譯: 「也就是說,當時的觀念是,只要介紹原文的意思或情節就足夠了。」
- 「その中で初めて、原作に対して忠実に逐語的な翻訳を試みたのが、二葉亭四迷なのである。」
- 「原作」(げんさく):原作。
- 「忠実に」(ちゅうじつに):忠實地。
- 「逐語的」(ちくごてき):逐字的、逐詞的。
- 「試みた」(こころみた):嘗試。
- 翻譯: 「其中,首次嘗試忠實於原作、進行逐字翻譯的,就是二葉亭四迷。」
- 「彼は翻訳の方法について独自の意見をもっていた。」
- 「独自の意見」(どくじのいけん):獨特的見解。
- 翻譯: 「他在翻譯方法上,抱持著獨特的見解。」
- 「・・・、森鴎外の翻訳は・・・、原作から自立した創作として定評があった。」
- 「森鴎外」(もり おうがい):森鷗外。
- 「自立した創作」(じりつしたさくせい):獨立的創作。
- 「定評があった」(ていひょうがあった):享有盛譽、評價很高。
- 翻譯: 「……森鷗外的翻譯……,享有作為獨立於原作的創作的盛譽。」
- 「それに対して、二葉亭の翻訳は、「いや実に読みづらい、佶倔聱牙だ、ぎくしゃくして如何にも出来栄えが悪い。」
- 「佶倔聱牙」(きつきゅうごうが):生硬、晦澀難懂(形容文筆)。
- 「・・・・明治前期には、多くの西洋の小説が翻訳されたが、それらは翻訳というよりも翻案に近かった。」
第 3 題
題3: 下記の引用文を読んだ上で質問に答えてください (40%)
「・・・・日本に来るバナナの多くは七○年代以降、それまでの台湾や中南米産から、フィリピ
ン(ミンダナオ島) 産にシフトした。この背景には米日の農事多国籍企業(アグリビジネス)があ
る。しかしミンダナオ島のバナナ農園労働者は、日本にバナナを輸出するため多大な犠牲を被って
いる。見渡す限りの広大な農園、病虫害を防ぐために農薬が散布される。ときにはヘリコプターで
農薬を散布する。このため農園労働者は農薬を浴びて皮膚の病気におかされたりする。農園労働者
の賃金はとても安い。これは安いバナナ少しでもたくさん輸出しようとするからだ。日本人が安い、
美味しいと言って食べるバナナの裏にはこのような問題がある・・・・・輸入食品とそれを輸出す
るする側の関係をわたしたちはあまりに知らないで、ただ、安いとか美味しいとかばかりに関心が
向けられてきた。」
——村井吉敬「鶴見良行バナナと日本人」、
『戦後思想の名著50』、平凡社、2006年、483~484頁より一
問:引用文中「農事多国籍企業(アグリビジネス)」とあるが、それは具体的に如何なる事業体を
指しているのか。このような事業体は、経済先進国が後進国に対しての搾取ないし剥削に関しては、
如何なる役割を果たしているのか。それに、70年代以降台湾バナナの輸出先は日本でなくなった理
由を挙げてみてください。また、今日の台湾では食料自給率はわずか30%にすぎず、それはグロー
バリゼーション状況に如何に関係しているのか・マンダリンないし日本語を用いて、知っているか
ぎり簡潔に説明してください。
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這是一道綜合性問題,要求考生根據引文內容,回答關於「農事多國籍企業(アグリビジネス)」的定義、其在經濟剝削中的角色、台灣香蕉出口轉變的原因,以及今日台灣糧食自給率與全球化的關係。問題要求使用中文或日文簡潔說明。
核心觀念:
- 全球化與農業: 理解跨國企業在全球農業生產和貿易中的作用。
- 剝削與發展: 分析經濟發達國家與發展中國家之間可能存在的經濟不平等和剝削關係。
- 國際貿易與產業變遷: 探究國家間貿易政策、產業結構調整對農產品出口的影響。
- 糧食安全與全球化: 探討全球化對國家糧食自給能力的影響。
解題步驟:
-
理解引文內容:
引文描述了日本進口香蕉的來源變化(從台灣、中南美洲轉向菲律賓),指出其背後是日美跨國農業企業(アグリビジネス)的運作。同時揭示了菲律賓(米ンダナオ島)香蕉農園勞工的艱辛處境(農藥污染、低工資),以及消費者對此的漠視。 -
回答第一個問題: 「農事多國籍企業(アグリビジネス)」とは具体的に如何なる事業体を指しているのか。
- 定義: 根據引文和常識,アグリビジネス(Agribusiness)是指從事農業生產、加工、銷售、運輸、技術服務等一系列環節的商業性企業。這裡特別強調「農事多國籍企業」,指的是這些企業具有跨國營運的性質,其業務遍及多個國家。它們通常規模龐大,擁有先進的技術和資金,能夠影響全球農產品的生產和貿易。
- 中文說明: 「農事多國籍企業(Agribusiness)」具體是指那些從事農業生產、加工、銷售、運輸、技術服務等一系列環節,並且業務遍及多個國家的跨國商業性企業。它們通常規模龐大,擁有先進技術與資金,能影響全球農產品的生產與貿易。
-
回答第二個問題: このような事業体は、経済先進国が後進国に対しての搾取ないし剥削に関しては、如何なる役割を果たしているのか。
- 角色分析: 跨國農業企業在經濟先進國與後進國的關係中,常扮演著剝削者的角色。它們利用後進國廉價的勞動力、土地和資源,以較低的生產成本獲取高額利潤。通過控制種子、技術、市場等環節,它們可以對後進國的農民和勞工施加壓力,壓低價格,獲取超額利潤,同時將生產中的環境污染和健康風險轉嫁給後進國。引文中提到的農藥污染和低工資就是例證。
- 中文說明: 這些跨國企業常利用後進國家廉價的勞動力、土地和資源,以較低的成本獲取高額利潤。它們透過控制種子、技術和市場,向後進國的農民和勞工施壓,壓低價格,並將生產中的環境污染和健康風險轉嫁給後進國家,從而實現對後進國家的經濟剝削。